冷え症とは、体のどこかに冷えを感じ、それを不快や苦痛に感じて

いる状態をいいます。しかし、西洋医学では冷え症を病気として

扱ってはいません。単に体の自覚症状だとされています。
一般的に冷え症の原因として考えられることは、生活習慣の乱れによる血行不良があります。血行不良になると、体内の血液循環が悪くなり、末端の毛細血管まで新鮮な血液が運ばれにくくなり、冷えが起こってくるのです。
一方、アーユルヴェーダでは、冷え性はヴァータの異常と考えます。
ヴァータは体のいろいろな働きを支配する生命エネルギーのことです。
呼吸、消化、体液の循環、排泄など、体の中のすべての動きに関わっています。

ヴァータがバランスを崩すと体の中のこれらの動きに影響が出るため、

様々な不調が起こります。
そのため、冷え症の改善には、まずヴァータを整えることが

とても重要になってきます。

●生活では…
  規則正しい生活をする
  充分な睡眠をとる
  疲れすぎない
  適度な運動をする
  白湯を飲む習慣をつける
  セルフアビヤンガ(オイルマッサージ)を行う
  足湯を行う

●食事では…

【食べたほうが良いもの】
  玉ねぎ、ネギ類、ショウガ、ニンニク、ナッツ類、ギー、岩塩
  温かい飲食物、適度に油分を含む食事、消化によい食事
  スパイス:クミン、アジョワン、ディル、シナモン、ナガコショウ

【避けたほうが良いもの】
  胡瓜、茄子、トマトなどの夏野菜
  ジャガイモ、豆類など
  生野菜、冷たい食事、冷たい飲み物

  スナック菓子、おせんべい
  スパイス:唐辛子

※以上のようなことが一般的に冷え症の改善に勧められる

セルフケアですが、体質(プラクリティ)や

原因によって異なってくる部分もありますので、
個々人に合わせた生活処方が大切になってきます。)

・アビヤンガ(全身のオイルマッサージ)発汗法付  

  定期的に受けることで症状が改善に向かいます。

・パトラピンダ(生のハーブボールを使用する発汗法)アビヤンガ付  

  体の深いところからしっかり温まることができます。

・カティバスティ(腰の部位に行うオイルによる発汗法)  

  腹部や腰を重点的に温める効果があります。

・マートラバスティ(薬用オイルによる浣腸法)  

  体に滋養をつけます。