花粉症は、花粉をアレルゲンとして起こるアレルギー性鼻炎です。「くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみ」の症状がでます。

アレルギー性鼻炎には、特定の季節になると発症する「季節性アレルギー性鼻炎」と呼ばれるものがあり、その中でも花粉症は代表的なものだといわれています。

また、花粉症を起こす花粉は60種以上という報告があり、春先のスギ花粉の飛散が原因で起こる花粉症が特に多いといわれています。

現代医学では、薬などを使ってかゆみや鼻水の症状を抑える方法がとられますが、

アーユルヴェーダでは根本にある原因から考えてアプローチしていきます。

花粉症はもともとの体質と生活による影響から発症しやすくなります。

花粉症の症状が現れると、アグニ(消化力)の低下が起り、からだの代謝機能に影響が出ます。そのため正常な粘液が分泌物がとして排出されず、体の経路(スロータス)をつまらせるため、様々な症状がでます。

またアーユルヴェーダでは、花粉症の症状によって様々なドーシャが関わっていると考えます。

たとえば、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどの症状はカパが原因で起こり、微熱や灼熱感、目の炎症などの症状はピッタが原因と考えます。

●生活では…
  規則正しい生活をする(早寝早起き)
  夕食を少なめにする
  食事中も白湯を飲む
  適度な運動をする

●食事では…

【食べたほうが良いもの】
  玉ねぎ、ショウガ、ニンニク、ハチミツ
  温かい飲食物、消化によい食事
  スパイス:ターメリック、コショウ、クミン、カルダモン、クローブ、

       シナモン、

【避けたほうが良いもの】
  甘いもの全般

  乳製品(ヨーグルト、チーズ、生クリーム、牛乳、アイスクリームなど)

  さつまいも
  小麦製品

  油を多く使った食べ物

  冷たい飲食物

  消化に重い食べ物・食事

※以上のようなことが一般的に冷え症の改善に勧められるセルフケアですが、

体質(プラクリティ)や原因によって異なってくる部分もありますので、

個々人に合わせた生活処方が大切になってきます。

・ナスヤ(点鼻法) 

  鼻専用のオイルを少量鼻腔に入れ、鼻の粘膜を丈夫にします。

  使用するオイルによっては鼻を中心とした頭部の経路のつまりをとります。

・セーカ(洗眼法)

  薬草の煎じ液で眼を荒井、花粉などのアレルゲンを取り除きます。

・点眼

  点眼液をさすと、直後に涙が出て目がすっきりします。症状に合わせた

  アーユルヴェーダの点眼薬を使用します。